バブアルからスカマラエリアを超えタランタン村に向かう。 そのの風景は最悪でオイルパームのプランテーションをするため森林が燃やされている光景を まざまざと見た。燃え上がる木々を見凄い煙の中先に進んでいった。 とうとうこのエリアにまで開発の手がかかり始めてきたか~・・すべてのクリプトエリアで思うことだが クリプトコリネ自身一般的には脚光を浴びておらず(浴びなくて良いと私は思っているが・・) 村人でさえほとんどの人が身近にありながらなんら利用価値を見出していない植物である。 誰からも脚光を浴びず開発の進む中どんどん消滅しているのが現状である。 この植物は魚と違い移動できないし分布を広げることがほとんど出来ない。 成長速度も著しく遅く環境の変化で糸も簡単に消滅してしまう弱い植物である。 村々に立ち寄るたびに地元住民とコミニケーションを取り常にこの植物の大切さや この植物がある川を大事にすることを伝えていっていくことが私の使命であると 消費大国日本に生まれ育った私はたいしたことは出来ないが少しでも多くの方に 理解してもらえれば幸いである。 さてようやく悪路を進みスンガイ タランタンに到着この川は村の付近は増水を心配してか 川の周囲を木で囲いを作っていた。当然囲われている場所は水は良くても一般的な有茎草だけが 繁茂しておりいまいち綺麗な光景では無い。しかし川の上流部に潜り込んで行くとやはり自然は 残っていた・・エディサエタイプの一風変わった花を見た。 今までのエディサエより紫の部分が濃いタイプである。 エディサエのこともいまいち正確な記載論文が無いのでこの草も今後の研究結果を待たれるが とりあえずエディサエと分類しておく。ちなみにハーフロザエネルビス株を見つけることが出来た。 コルダータのロザエネルビスはクリプト栽培家には脚光を浴びているので エディサエのロザエネルビスも面白いのではなかろうか! |
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名前 エディサエ 採取地 Sungai Terantang 2002/07/23(Tue.) 水質 PH5.0‐TDS 6pm‐WTP 26.7℃ B.W. 土壌 ビオソイル系 4, 腐葉土系 5, 備考 Sukamarでの昼食もだめな程のひどい車酔い。ここのポイントはボスのみ採取と撮影。夜発熱。 |
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仏炎苞の花序 花確認(撮影済み)名称統一後前の情報記入(ノート長花の長さも参照) 苞の先端部 苞首の有無 苞喉の特徴 苞筒の特徴 匂い |
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今までのエディサエの中で特に苞の紫色が濃いタイプである。 エディサエはミス エディス コルサウス(Miss Edith Korthaus)氏がサンピット周辺で採取したものにちなんで名がつけられたが、私が採集した紫花の新種との関連性を調査中である。エディサエは自然交雑の可能性も含め今回の広範囲でのサンプリングはヨーロッパの研究者の中でも特に注目されていく点であろう。 |
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草長 16~20cm 葉柄の長さ 10~14cm 葉柄の色 白~茶色の強いオリーブグリーン 葉身の形 ???? 葉身の長さと幅 4~7cm長さ1~2.5cm幅 葉身先端の形状 鋭形 葉身基部形状 肝臓形 葉表の色彩 濃いオリーブグリーン 葉裏の色彩 濃い赤紫黒の虎斑 葉縁は形状 弱い波うち |
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花序の長さ 花序の色 花序の形状 花梗(花柄)の特徴 ケトルの形状の特徴 |
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