開花画像、しっかり楽しんでいただけましたでしょうか? さて、本日は、フェルギネアのその後・・・として、現在のレヨンでの育成方法2タイプをご紹介します。 |
“ヨーロピアンスタイル ”について ここで、ヨーロピアンスタイルという名前で、ご紹介したいのが、この蓋付きの容器での新しい育成方法です。 すでにご存知の方も多いかと思いますが、2002年佐々木勇二が、ヨーロッパのクリプトの学会に参加した際に であった育成方法の1つで、それにちなんでこの名前で紹介させていただくこととしています。 まず、しっかりとした素材でなおクリプトコリネのサイズに合わせた高さのプラスチックの蓋付きのケースをご用意して下さい。 そのケースに直に用土をいれ、水を張り、(水位については、 それぞれのクリプトに応じてご考慮いただきたい)直に植栽して管理する方法です。 湿度環境を一定に保ちやすく、持ち運びにも便利であることと なんといっても数多くのクリプトコリネを一度に植栽、維持していくことが可能となります。 ただし、育成の種類は、山間部渓流型と、泥炭湿地型を大きく分けて、その用土のセレクトは変えていただいた方が成功率が高くなります。 |
さて、さらに、興味深い結果がでたので、ここでご紹介います 用土①・・・ビオソイル+桐生砂=1:1 この用土でのフェルギネアは柄の付け根が広がり、葉に斑が良く見られます。 |
用土②・・・ビオソイルのみ 以下の画像がそれです。 柄の付け根が細く、葉がグリーンの淡色が目立ちます。また葉も細い感しです。 用土以外はほぼ同一環境で育成している為、この両者の葉の違いは、非常に興味深いものとなりました。 いずれのタイプで育成をするかは、それぞれの飼育者の思いもあるでしょうから、 あえて、どちらがいいということはいえませんが、今後の育成の参考になれば、幸いです。 さらに、今からクリプトコリネの水上栽培を始めてみようと言う方にも是非このスタイルでの育成もお奨めしたい方法の1つです。 このスタイルについてや、水上栽培についてのお問い合わせも受け付けています。 お気軽に御連絡下さい。 |