ブリトゥン島3番目のポイント アイルシンパンティガは 低地ではなく若干標高があるエリアを流れる細流である。 この川岸一面にクリプトコリネ フスカの大群落が見られた。 まさにフスカの群落数と推測分布域で驚きの出会いであった。 今までとは違い開花株も多数見つけることが出来、一目でフスカと判別可能である。 地理的に見ればブリトゥン島はクリプト分布曲線がカリマンタンよりかスマトラよりか非常に興味深いものであるが、フスカのロカリティーで今まで知られているのは西カリマンタン州のエリアであることから、カリマンタンの影響も受けていると考えることも出来る点は大きな発見である。 このブリトゥン島はカリマンタン島ポンティアナック付近から独立した島なのか?と更なる夢が広がった。 魚類的には今回は時間に余裕が無いので次回は調べてみることにする。 また特記すべき驚きのクリプトも見つかった。 なんと・・・非常に美しい天然の幻のバリエゲイテット株を発見した・・ 驚きのドリームアイランドに私は立っているのだ!と再認識させられた。 |
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名前 フスカ 採取地 Air Simpang Tiga 2002/07/09 (Tue.) 水質 PH5.6‐TDS 9pm‐WTP 25.5(薄めのブラックウォーター系川) 土壌 荒木田系 5, 腐葉土系 3, 赤土 2 備考 白斑もの2株ありでウルトラ超レア |
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草長 15~20cm 葉柄の長さ 10~13cm 葉柄の色 白~紫(白~グリーンものも有り) 葉身の形 心臓形 葉身の長さと幅 4~9cm長さ3~6cm幅 葉身先端の形状 鋭形 葉身基部形状 心臓形 葉表の色彩 茶~濃いオリーブグリーン(ライムグリーンものも有り) 葉裏の色彩 赤茶色(ライトグリーン) 葉縁は形状 波打ち |
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部署の名称整理後ノート参照 仏炎苞の花序 苞の先端部 苞首の有無 苞喉の特徴 苞筒の特徴 匂い ローズベースの海草 |
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仏縁苞先端部は螺旋状に3~4回転巻いている。 多くのクリプトの花はひっそり咲いているのであるがフスカは自己主張しているかのように勇敢に仏縁苞が威きり立っている。 クリプトコリネの株は地中にしっかり埋まっており、 新芽も地中から出てくるのが通常の光景である。 |
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驚きの天然バリエゲイタス、なかなか見ることが出来ない一品である。 | |
花序の長さ 花序の色 花序の形状 花梗(花柄)の特徴 ケトルの形状の特徴 ドリルの渦巻きの厚さは0.8mm~1cm |
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ケトルは長い部類に入る |