ジェブス2では今まで見たことも無い凄いクリプト大群落を見ることが出来た。 あまりの素晴らしい光景に川の中を胸までつかりながらカメラを片手に 足場の悪い川の中を歩き必死で撮影していると中型の蛇のお出迎えもあった! まさにこの場所は開発にも伐採にもあわず、手付かずの自然の光景である。 この川は濃いブラックウォーターであり、中央部の水深は1m20cm程度であるが 川の中央部の最深部まで一面に繁茂していた。 この川の様子では水位は低いほうであると思うが通常はもう少し水深があると思われ、 このクリプトはかなり低光量でも丸葉を大きく展開するものと思われる。 ここではロンギカウダの大群落がほとんどで少数だけ棲み分けるかのようにcfスクリリスが見られた。 しかし圧倒的にロンギカウダが優勢でありスクリリスは自然に追いやられていく勢いを感じた。 100年前はこのような光景がマレーやボルネオなどでも当たり前に見られた光景なのだろう。 この光景は先代まで無くならないで欲しいと願う。 |
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名前 C. ロンギカウダ バンカ産 BJ2A (導入時コード) 採取地 Sungai Jebus2 2002/07/06 (Sat.) 水質 PH4.2 TDS 56pm WTP 25.9 (川幅2mぐらいの細流) 土壌 荒木田系 1,腐葉土系 9 備考 今までの中で最大の大群落。花も巨大でたくさんある。 |
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草長 葉柄の長さ 葉柄の色 葉身の形 葉身の長さと幅 葉身先端の形状 葉身基部形状 葉表の色彩 葉裏の色彩 葉縁は形状 |
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いたるところに開花株が見られる。 ロンギカウダの仏縁苞の先端部は長く伸び非常に優雅である。 |
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仏炎苞の特徴 (今回は最大の花だけを測量) 苞の長さ 40cm(25~40cm) 苞の先端部 19cm(最大のもの)緑色から茶色で長く伸びる 苞首の有無と色 5cm(最大のもの)花口はっきりと有り、濃い紫、中はビロード状 苞喉の特徴 21cm(最大のもの)外側は微妙によじれた透明の縦スジ入り。 苞筒の特徴 21cm(最大のもの)花口のすぐ下は赤紫の斑点がある。ベースは白 匂い 薄いパクチーベースににライムのような柑橘系の匂いをプラス |
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花序の長さ 花序の色 花序の形状 ケトルの長さ 2cm 花柄の長さ 3.5cm |
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撮影データー DSCN8596.JPG CAMERA : E990V1.0 METERING : MATRIX MODE : M SHUTTER : 1/15sec APERTURE : F2.7 EXP +/- : 0.0 FOCAL LENGTH : f22.5mm(X1.0) IMG ADJUST : STANDARD SENSITIVITY : AUTO WHITEBAL : AUTO SHARPNESS : OFF DATE : 2002.07.06 14:07日本時間 QUALITY : FULL FINE |
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この川で見かけたトンボ クリプトのある小川では多くの変わったトンボを見かける。 |