パンカランブーンの町の中心地から少し走ると早速とても美しい小川が現れた・・ Sg Banbanである・ここは町の人気スポットで多くの人たちが水浴びしていた。 マンディレベルではなく多くの若者がプールチックに遊んでいた。 美しいティーウォーターが脈々と湧き出ているのであろうこの場所では 早速クリプトコリネの繁茂を確認できた。 多くの人たちが川で遊んでいるのでクリプトは踏まれまくっておりクリプトの枯葉が無残にも たくさん浮いていたが多くの群落が奥には見られ遊び程度ではまったくクリプトに影響を 感じないほどであった。 群落の割りに開花株を見つけるのは容易ではなかったがようやく見つけることが出来た。 今まで見たことが無いちょっと風変わりな色彩の花なので染色体調査を依頼することにする。 |
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採取地 Sungai Bangban 2002/07/19(Fri.) 水質 PH4.5‐TDS 8pm‐WTP 25.5℃ B.W. 土壌 荒木田系 1, 腐葉土系 9 備考 カリマンタン特有の有茎採取。花あり、未確認種。 |
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スンガイバンバンではほとんどが水中株と水面株で水上葉はあまり見かけなかった。 | |
仏炎苞の花序 統一後記入 苞の先端部 苞首の有無 苞喉の特徴 苞筒の特徴 匂い 外は魚臭く、ケトル内は、ローズ8の海藻2でややフルーティー |
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苞縁が白淵になるロート状のクリプトの仏縁苞は今までに無く、苞縁は黄色花の場合逆に茶色くなることのほうが多いのである。 この花は独特の色彩表現を見せてくれる また苞の先端部の撒きもかわいさを感じる |
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現場の様子・・流木の木陰でひっそりと開花していた。 | |
フルーツを付けているのを見逃せない | |
草長 (50~60cm) 葉柄の長さ (25~30cm) 葉柄の色 白~薄茶いろ(うすオリーブグリーン) 葉身の形 長楕円形 葉身の長さと幅 (5~10cm長さ 3~5cm幅) 葉身先端の形状 鋭形 葉身基部形状 心臓形 葉表の色彩 オリーブからライムグリーン 葉裏の色彩 オリーブからライムグリーン~赤紫と様々 葉縁は形状 波打ちから滑らか物まで |
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この仏縁苞の後姿 | |
花序の長さ 花序の色 花序の形状 花梗(花柄)の特徴 ケトルの形状の特徴 |
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フルーツは標準的な大きさで黒い | |
このポイント後、Sg.Karang Anyar (PH 4.3 -TDS 10ppmの 墨のように一番真っ黒な川)の前の村の手前で、2時間半ぐらいパリダカバリに車が砂道にはまる事件発生。 その際手伝った?つもりの子供達の自慢げな様子! |