さて、飴細工のような美しい肉体?をご覧下さい。この艶といい、ねじれ具合といい、小柄なボディといい、まさに珍品中の珍品である。 いよいよ、切開開始である。特に超小型なのでミスしないようにしなくては・・・・ さらに精神統一する暇も無く急がねば・・・ |
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目的は、筒の空洞・バルブ・おしべ・帽子(附属体)・雌しべが撮影できる状態にしなければ・・・・ よし!うまく出来ました |
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急いで撮影開始! バルブはやはり半透明から白色で赤いスポットが入るのが特徴だ! 仏炎苞はセロリみたいな繊維質の食感だった!バルブは手の皮がむけたものを噛むように簡単にちぎれないような食感だ! おしべの数は35から40程度だあった。 クリプト標準より、少なめだ! 形状は縦横比率がほぼ同じである。 花柄は白で雌しべおしべのバランスが標準的だ。 雌しべ部 柱頭は5個半透明な白で内部が紫っぽい色彩も見られる。 子房は黄緑色 ブツブツがある。 ケトル内部の白は白で外部は紫のカスリ模様が入る。 |
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おしべ部 帽子(附属体)の色彩は半透明の白で内部が黒色で、“きんつば”などの和菓子を連想させる雰囲気だ! 形は小型であった。 ピンセットの径は 0.5mmなのだ! いかに小型の花かお解りになったであろう! |
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クローズアップ! ここまでが限界である! |
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これはバルブである。 ピントが甘いが勘弁して下さいね! 赤のスポットが特徴だ。 |
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雌しべ部を上から見た様子 ストリオラータの柱頭は90パーセントは5個であるが、たまに4個型や6個型もある。 普通は5個が多いようだ。 嗅覚体は黄色であまりにも小さすぎて 撮影不可能であった! ピンセットにピントが合ってしまった! |