■熱帯魚 水草用品 比較分類一覧 > ■海水用品 > ■吸着剤とメディア
シーケム フォスガードは、コケの素となるリン酸・ケイ酸塩を効率よく吸着除去。
水槽の立ち上げ時に多く発生する珪藻(茶ゴケ)の素となるケイ酸塩、およびラン藻発生の原因物質の一つであるリン酸塩を水中に戻すことなく強力に吸着除去できます。
・フォスガードは、吸着能力を高めるために高密度多孔質になっていて、水の流れに最適なビーズ形状をしているので効率よく除去することができます。吸着能力を低下させないために必ず水がよく通るところに設置して下さい。
フォスガードは、低濃度に維持しなくてはならないリーフ水槽はもとより、餌などからリン酸塩濃度が上昇しやすい魚水槽や肥料分が水中に溶け出しやすいセット初期の水草水槽にもお勧めです。
・リン酸塩およびケイ酸塩の測定には、シーケムシリーズのテストキットをお試し下さい。
水槽内ではコケ類の発生を抑制するためにリン酸塩濃度を0.2mg/L以下で維持するのが理想的です。
毛状のコケの発生を抑制するには、1mg/L以下にする必要があります。
■淡水・海水両用
※注:除草剤は一切使用しておりませんが、すでに海藻類を収容している水槽に使用すると一時的に生長が止まることがあります。
※注:必ずネットに入れて、よく水で濯いでからご使用下さい。
リン酸塩について
○天然海水中のリン酸塩濃度は、0.01以下~0.3mg/Lです。生物にとっての必須成分の一つではありますが、微量で十分なので、蓄積傾向にある水槽内では検出されなくても良い成分です。
○ リン酸は有機物の中に多く含まれており水槽内では餌やりなどで蓄積されてゆきます。
○ リン酸塩の蓄積はラン藻(シアノバクテリア)赤ゴケの発生要因の一つとなり、またサンゴを中心としたリーフ水槽での高濃度のリン酸塩は、サンゴの骨格形成を阻害する要因になります。
ケイ酸塩について
○ケイ藻(茶ゴケ)の原因になる物質で、水道水に多く含まれており地域によっては40mg/L以上含まれている場合があります。生物に対する毒性はありません。
○ 天然海水中にも約10mg/Lほど含まれていますが、水槽内では、コケの繁殖を抑えるために1mg/L以下まで減らすのが理想的です。
○ケイ酸はR/O(逆浸透膜)を使用しても完全に取りにくい成分です。
※画像はイメージです実際とは色や形状など異なる場合がございます。